
全捨離したら人生すべてが好転する話
櫻庭露樹
フォレスト出版 / 2021-07-07
この本について
部屋を見渡して「別に散らかってはいないけど、なんだか落ち着かないな…」と思うことがよくあります。忙しいと余白がどんどん減って、気持ちまで狭くなっていく感じがするんですよね。片づけなきゃと思いつつ、ゴミ袋数袋ぶん捨てただけで満足してしまうあの感覚、けっこう共通じゃないでしょうか。 この本が面白いのは、「片づけるとスッキリするよ」という話ではなく、床面積を広げて床を磨くという超シンプルな行動が、自分の思考や選択の癖まで変えていくところです。モノを捨てる厳しさは正直あるのですが、作者のように“右手はブルドーザー”くらい振り切ってみると、自分がどれだけ執着に振り回されていたかに気づける。さらに、否定的な言葉を減らして「ありがとう」を増やすだけで、人に頼まれごとが来る頻度が変わるというのも、不思議だけれど実践してみたくなる話でした。 部屋を整えたいというより、「このままじゃ思考が淀む気がする」と感じている人に刺さる本です。モノを手離すときの戸惑いごと、僕自身いまだにありますが、それでも一度スイッチが入ると確かに流れが変わる瞬間がある。そんな実感を求めている人には、ちょうどいいヒントになると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
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