
本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」
マライ・メントライン, 池上 彰, and 増田 ユリヤ
PHP研究所 / 2021-08-26
この本について
異文化の話を読むときって、「比べてどっちが上か」をつい考えてしまうんですが、そこに答えを求めるほど自分の立ち位置がよく分からなくなることがあります。日常のちょっとした違和感――例えば「同級生=お友達」と呼ばされる距離感とか、虐待や貧困をめぐる社会のまなざしとか、そのあたりでもやもやしている人には、この本がけっこう実用的に効きます。 面白いのは、ドイツの制度や価値観が単純に“正しい例”として並ぶわけじゃなく、日本のクセみたいなものが改めて輪郭を持って浮き上がるところです。年齢の聞き方ひとつで「前提が違う」と気づけたり、ナチスの過去に対する距離感から「歴史教育って何を信じさせてしまうのか」と考えさせられたり、あるいはギムナジウムの早すぎる進路選択の話を通して「選ばされる側のしんどさ」が自国の問題とつながって見えたりします。単なる日本批判でもドイツ礼賛でもなく、双方の“割り切れなさ”に触れるからこそ、読んでいる側の視界がじわっと広がる感じがありました。 自分の周りで起きていることを「こういうものだよね」と片付けてしまいがちな人ほど、意外なところで刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




