
定年格差
郡山史郎
青春出版社 / 2021-09-02
この本について
40代後半くらいになると、「この先も今の会社でやっていけるんだろうか」とか、「転職サイトを見ても自分の年齢じゃ刺さらないよな…」みたいな不安が、じわじわ日常に入り込んできます。まだ問題は表面化していないのに、心のどこかが落ち着かない感じ。自分でも説明しづらいあのモヤモヤに、この本はかなり現実的に向き合わせてくれました。 特に刺さったのは、50代以降のキャリアが「能力より年齢で判断される」という残酷な事実を、著者が淡々と数字で示してくるところです。ここを読んで、「対策は“いつか”じゃなくて“今”しかないな」と嫌でも腹に落ちる。一方で、じゃあ何をすればいいのかという問いに対して、過去の価値を一度脇に置いて、新しい軸をつくるしかないという提案が現実的でした。好きが見つからなくても、まず“嫌い”を手がかりにミスマッチを避けるという視点は、今すぐ使えるし、重くなりがちな話でも前に進む足場をくれます。 この本は、会社や国に頼れない時代にどう動くかを、煽らずに淡々と示してくれる一冊です。特に「このまま40代後半を迎えるのがちょっと怖い」と感じている人には、かなり刺さるはずです。今のところ悩みが漠然としていても、読み終わった頃には、自分がどこから動き始めればいいかがはっきりします。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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