
コンピュータの構成と設計 MIPS Edition 第6版 上
David Patterson, John Hennessy, and 成田 光彰
日経BP / 2021-11-04
この本について
仕事でコードを書いていても、「そもそもこの命令って中で何が起きてるんだろう」とか、「性能って結局どこで決まるのか」といったモヤモヤがずっと残ったまま…そんな経験、けっこうあると思います。僕もずっと表面的な理解でやり過ごしてきたタイプで、いざ最適化や設計判断に向き合うと、根っこの仕組みが分かっていないことに何度もつまずきました。 この本は派手さこそないんですが、抜粋にもあるように、命令形式や制御信号、ALUの役割、性能方程式など、「CPUの中で何が起きているのか」を具体的に追えるようになる構成になっています。特に、命令が実行されるときにどのユニットがどう動き、どの信号が何を決めているのかを、図とともに地道に追いかける時間が、コードを見る目を一段深くしてくれました。性能が気になるとき、なんとなくで語らず、どこをどう削れるのか考えられるようになる感覚もあります。 自分の書くコードの「下の階層」をちゃんと理解したい人には刺さると思います。華やかなテクニックより、地に足のついた仕組みを知りたいときに、静かに効いてくる一冊です。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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