
ITエンジニア残業ゼロの働き方 〜現場で本当に使えた仕事効率化の法則95
田中 聡
この本について
仕事の優先順位がぐちゃっとして、毎日「とりあえず目の前のタスクを全部やろう」と走り続けてしまう感じ、僕もずっと抜け出せませんでした。頑張っているつもりなのに成果が出ないし、残業も減らない。しかも、技術力だけで評価される空気があると、「自分は作業員みたいだな」と思ってしまうこともあります。 この本は、そこで一度立ち止まって「そもそもエンジニアって何を軸に働くべきなんだっけ?」を現場目線で整理してくれます。特に刺さったのは、後からの修正にかかるコストを踏まえた“コードを汚さない判断”や、メールやチャットの扱い方のような“時間の守り方”が具体的に語られているところです。残業で時間を増やすのではなく、効率を落とさないためにどう働くかに視点を戻してくれる感じがあります。もう一つ良かったのは、「やるべき仕事」と「やらない仕事」をどう切り分けるかがかなり実務的に書かれている点で、無意識に抱え込みがちな自分にはちょうど良い現実感でした。 作業員っぽい働き方から抜け出したいけれど、理想論だけでは動けない。そんな人にしっくりくる内容だと思います。やみくもに頑張るのではなく、限られた時間でどう成果に向かうかを、自分の働き方として組み直したいときに役立つ一冊でした。
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