
一倉定の環境整備 1万社を復活させた経営の神髄
舛田光洋、一倉健二
日本実業出版社 / 2022-02-01
この本について
仕事場を整えたい気持ちはあるのに、片づけてもすぐ元に戻るとか、どこから手をつければいいのか分からないまま、毎日なんとなくモヤッとしてしまうことがあります。僕自身、机を片づけたはずなのに作業が止まる瞬間が多くて、「これはやり方そのものが間違っているのでは…」と感じた時期がありました。 この本で刺さったのは、「整頓は片づけではなく、行動から置き場所を決める」という考え方でした。きれいにしまうことが目的じゃなく、仕事に入るまでの無駄を減らすために場所と位置を決める。参考書を棚に戻す動線まで含めて見直すと、作業が止まらなくなる感覚があります。また、毎日一時間、勤務時間内にやるという徹底ぶりも印象的で、単なる掃除ではなく「会社の力を底上げするための時間」として扱う姿勢が腑に落ちました。続けていくと、埃や不要物が減るだけでなく、頭の中のざわつきまで薄くなるという感覚も実感に近いです。 もう一つ効いたのは、「捨てる」という決定の重さです。いつか使うかも、は永遠に来ない。いらないものを抱えたまま判断すると、どうしても迷いが残る。これは仕事だけでなく、家のデスクや生活にもそのまま持ち込める視点でした。 環境整備を“儀式”ではなく“仕事を進めるための仕組み”として捉え直したい人に刺さる本だと思います。僕もまだ試行錯誤中ですが、行動と環境がちょっとずつ噛み合いはじめる感じがあります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
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