
頭に手をおくだけで悩みがなくなる『ブロックはずしの本』
彦根由実
この本について
「これでいいのかな」「また考えすぎてる気がする」みたいなモヤモヤが、仕事中でも家でも急に湧いてきて止まらないことってありませんか。頭では休みたいのに、思考だけがずっと動き続けてしまうあの感じです。僕も同じで、何かあるたびに“正解”を探すクセが抜けずにいました。 この本が面白いのは、気合いや根性じゃなくて、“体の使い方”から思考のクセをゆるめていくところです。たとえば、昔の記憶を「窓の外から眺めるみたいに見る」だけで、自分の反応のパターンが少し客観的に見えるようになるところ。あるいは、「自分が友人だったらどう声をかけるか」を想像すると、普段どれだけ自分にだけ厳しいかに気づけたりします。そして意外だったのが、頭のてっぺんに触れるワークや、姿勢を変えるだけで思い出せなくなる感覚など、思考と身体がつながっている事実に気づかされる点でした。 すごく劇的な変化というより、「あ、いつもの反応から少し距離が取れたかも」という小さな手応えが積み重なるタイプの本です。子どもの頃から人の顔色を読んでしまうクセが残っている人には、特にしっくりくると思います。 考えすぎて疲れてしまう日が多い人に、静かな助けになる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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