
30分でわかる! フロイト、ユング、アドラーの心理学
山田 泰壮
マネジメント社 / 2022-02-04
この本について
人間関係って、気づくと変な方向に転がりはじめていて、「なんでこんな小さなことからこじれたんだっけ…」みたいな場面、多くないですか。僕もつい、相手のせいにしたり、逆に自分を責めすぎたりして、頭の中がごちゃごちゃになります。そんな時に、この本で出てきた“影の側面”の話がけっこう効きました。怒りや拗ね、諦めみたいな反応が実は無意識のクセになっていて、それが家庭や職場の小さなやり取りに出てくるという指摘は、痛いほど思い当たるものがありました。 この本はフロイト・ユング・アドラーの理論を扱っているのですが、難しい専門書とは違って、日常のコミュニケーションにどう現れるのかを具体的に示してくれます。例えば、言葉が届かない時は相手がすでに“渦中”にいる可能性が高いこととか、短所を潰すんじゃなくて「短所の出番を減らす」という考え方とか、相談してきた人に答えを与えるんじゃなくて一緒に紐を解いていく姿勢が大事だとか。どれも行動レベルに置き換えやすくて、読みながら「ああ、自分の“無意識”ってこう出るのか」と静かに腑に落ちました。 専門知識というより、「人間関係がしんどい時に、まずどこから見直せばいいか」を整理したい人に刺さると思います。自分の影を過度に責めることなく、でも放置もしない。そのちょうどいい距離感をつかむヒントが、ここにあります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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