
片づけをプロジェクト管理してみたら汚部屋が生まれ変わった
藤原華
宝島社 / 2022-11-04
この本について
部屋を片づけたい気持ちはあるのに、実際に動き出すと途端に予定が狂ったり、気づけば元の散らかった状態に戻ってしまったり…そんな自分にがっかりすること、僕も何度もありました。片づけって「気合い」よりも、そもそもの前提や仕組みづくりでつまずいていたんだと、この本を読んでよくわかりました。 特に刺さったのは、片づけを「プロジェクト」として扱う視点です。スケジュールは遅れるものだと最初から見込んでおく、遅れたタスクのための日をあらかじめ確保しておく。そんな当たり前のようで忘れがちな考え方が、片づけにもそのまま効くんですよね。また、「使ってないモノをしまう場所」が収納だと思い込んでいた著者の気づきは、自分の部屋にも思い当たるところが多くてドキッとしました。今使うものだけが収納の対象になると、モノの散乱は本当に減ります。 さらに、この本がいいのは「整った部屋は、自分をいたわる時間を取り戻してくれる」と淡々と言ってくれるところです。湯船につかる、ちゃんと寝る、身支度を整える。そういう日常の行動が部屋の状態に左右されるという指摘は、片づけを義務ではなく、自分の生活の回復として捉え直すきっかけになりました。 完璧主義で片づけが止まりがちな人、予定が崩れると一気にやる気を失ってしまう人には、とても相性がいい一冊だと思います。
読書インサイト
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