
みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書)
古賀史健
この本について
文章を書くときって、「言いたいことはあるのに、どう並べれば伝わるのか分からない…」みたいなモヤモヤがつきまといませんか。自分の中では筋が通っているつもりなのに、読み返すと急に冷静になって「これ、相手に届くかな……」と不安になる。僕もずっと同じ場所で迷っていました。 この本が助けてくれたのは、文章を“気合い”ではなく“仕組み”で考えられるようになったことです。接続詞が方向指示器だという話や、読者にはいつでも「読まない」という最強カードがあるという指摘は、書くたびに思い出すようになりました。カメラワークの例えも非常に実践的で、どの距離から語っているのか、場面が切り替わっているのかを意識するだけで、文章のまとまりが全然違ってきます。そして「起転承結」の構成は、読み手に“納得の流れ”をつくるための地図のような役割を果たしてくれました。 さらに大きかったのは、「すべての文章は手紙である」という視点です。誰に届けたいのかが決まると、不思議と余計な言葉が抜け落ちて、必要な論理だけが残る。正しさよりも“読者を動かす力”を意識することの大事さを、何度も思い知らされました。 文章に自信がない人よりも、むしろ「書いているのに、なぜ伝わらないんだろう」と感じている人に刺さる本です。自分の文章をもう一段扱えるようになりたいとき、じわっと効いてきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
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