
本番に強くなるゴルフ
倉本昌弘
ゴルフダイジェスト社 / 202212
この本について
ラウンドに出ると、練習場では出なかったミスが急に顔を出したり、アプローチで距離感が合わずに崩れたり…。自分でも何が悪いのか分からないまま「今日はもう立て直せないな」と感じてしまうこと、けっこうあると思います。僕もずっとその繰り返しでした。 この本が効いたのは、「技術の話」と「心の揺れ」の両方が、同じ地面の上にあるように語られていたからです。例えば、フォローで腕を頑張らず体の回転に任せる感覚とか、左かかとを踏み込んでダウンに入るタイミングとか、再現性につながる動きがとても具体的。でもそれ以上に刺さったのは、アプローチで100点を捨てて“確実に乗せる”選択をすることや、パットでは入ったかどうかより「思った強さで打てたか」を大事にする視点でした。技術を磨く前に、判断と心の扱い方でこんなに変わるんだと実感しました。 さらに、練習の仕方が現実的なのもありがたくて、ただ打ち続けるのではなく、1〜3球ごとに狙い所や番手を変える。これ、本番のざわつきに近い状況を作るための工夫なんですよね。だからこそ、コースに行ったときに「想定外」が減っていきます。 本番で急に崩れる理由が分からない人、練習量のわりにスコアが安定しない人には特に刺さる一冊だと思います。僕のように“再現性”の意味が曖昧だった人ほど、読んだあとのラウンドで手応えが変わるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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