
影響力の魔法
金沢 景敏
ダイヤモンド社 / 2023-08-24
この本について
人と関わる場面で、「ちゃんと丁寧に接しているつもりなのに、なぜか伝わらない」「距離のつめ方が分からないまま相手の反応をうかがってしまう」みたいなモヤモヤってありませんか。自分なりに頑張っているはずなのに、相手の行動にはつながらない。その原因が自分でもよく分からない。僕もずっとこのあたりでつまずいていました。 『影響力の魔法』を読んでみると、影響力って「押す」ことじゃなくて、相手の中にあるポジティブな感情をじわっと育てることなんだと腑に落ちます。親近感や安心感が先にあると、人は自然と動いてくれる。この本は、その“土台のつくり方”を現実的な目線で説明してくれます。また、自分の影響力に無自覚でいると、意図せず相手を疲れさせてしまうこともあるという指摘が地味に効きました。良かれと思ってやっていた行動ほど、気づきづらいんですよね。 読みながら、「ギバーであろうとする姿勢」って、綺麗ごとではなくて、相手が安心して関われる状態を日常で積み重ねることなんだな…と視点が少し変わりました。コミュニケーションに正解を求めて迷いがちな人ほど、手元に置いておく意味があると思います。 こんな人に刺さる本です。誰かに影響を与えたいわけじゃないのに、人間関係で生まれる“見えない力”に振り回されがちな人。
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