
人生はストーリー: 非二元・ノンデュアリティ視点からみた「思考で出来たストーリー」への非言語・かんかくワーク
ウェルカムレイン サヤカ
この本について
仕事でも日常でも、頭の中で勝手に物語が走り出して、気づけば疲れている…そんな感覚が続くことってありませんか。相手の一言を深読みしたり、未来の心配を膨らませたり、自分で作ったストーリーに自分が振り回されるあの感じです。僕もよくやってしまうので、人ごとじゃないんですよね。 この本が面白いのは、「ストーリーに気づくと、深刻さがゆるむ」というごく静かな視点を扱っているところです。劇的に変わるとか、悟りを開くとか、そういう話ではなくて、日常のふとした瞬間に“あ、いま自分が作った話に飲まれてるな”と見抜けるようになる。その変化がじわじわ効いてきます。たとえば、相手の態度を悪く解釈して落ち込んでいた場面でも、その解釈がただの思考だったと気づくと、少しだけ呼吸が戻ってくる。あるいは、未来への不安が暴走しているとき、体の感覚に注意を戻すワークのおかげで、思考の流れからいったん離れられる。そういう“小さな切り替え”が積み重なる感じです。 大げさな救いを求めている人より、自分の頭の中のクセにそろそろ気づきたい人に向いていると思います。ストーリーから完全に自由になるわけじゃないけれど、その物語の濃度が薄まるだけで、日常の重さってだいぶ変わるんだなと感じました。
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