
ビジネスと経営のためのロジカルシンキングとしての弁証法・認識論 (ディスカヴァーebook選書)
藤井義大
この本について
仕事で議論が噛み合わなかったり、考えれば考えるほど論点が散らばっていく時ってありますよね。自分では整理しているつもりでも、どこが本質なのか見失っていくあの感覚、けっこうしんどいです。僕も同じで、「もっと大きなところから全体をつかめたら楽になるのに」と何度も思ってきました。 この本が刺さるのは、まさにその“全体のつかみ方”を扱っているところです。抜粋にもある「対立物の統一の論理」は、一見バラバラに見える要素をセットで扱う視点をくれます。AかBかで悩むんじゃなくて、AとBが同時に存在する前提で考えると、議論に落ち着きどころが生まれる。さらに、論理ピラミッドという発想がありがたくて、目の前の情報に振り回されず、いちばん上の“頂点”を握ると判断がだいぶシンプルになる。そこから逆算して話を組み立てると、仕事のスジが自然と通る感覚がありました。 とはいえ、決めつけのメソッドではなくて、「ものごとには階層があって、共通性をつかむ力が必要だよね」という現実的な提案に近いです。読みながら、自分の頭の中にどんなピラミッドがあるのかを棚卸ししていく感じになります。 特に、複雑なテーマを扱うと急に迷子になりがちな人に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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