
図解 論理学のことが面白いほどわかる本 (中経出版)
平尾始
KADOKAWA
この本について
仕事でも日常でも、言いたいことはあるのに「なんか伝わらない」「議論がズレていく」ときってありますよね。自分の考え方が悪いのか、相手と噛み合っていないだけなのか、その境界がよくわからずモヤッとする。僕もそこで長くつまずいていました。 この本を読んで少し霧が晴れたのは、論理が“時代や場所を超えて共通の土俵になる”という視点でした。つまり、感情やキャラとは別に、誰もが使えるルールがある。だからこそ、議論がぶれたときに何を点検すればいいかを冷静に見られるようになります。また、「論理的に考えるには訓練が必要」と明言されているので、才能の話ではなく、積み重ねでできるようになるという現実的な距離感も心地よかったです。 さらに、三段論法の格や、中名辞の役割など、一見とっつきにくい部分も「どの言葉がどこに出てくるか」という形で説明されていて、抽象論ではなく“構造としてどう成り立っているか”が手触りとしてつかめます。複数の前提から結論を導く、反論のポイントを見極めるなど、実際の会話で起きていることを整理する目線が持てるのが、この本の一番の効きどころだと思います。 自分の考えを落ち着いて組み立てたい人、議論になると迷子になりがちな人には特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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