
コクヨの5ステップかんたんロジカルシンキング (中経出版)
下地 寛也
KADOKAWA / 2013
この本について
仕事の場で「結局、何を伝えたいの?」と言われてしまうときってありますよね。自分の中では整理しているつもりなのに、いざ話そうとすると論点がぼやけたり、結論が弱かったり。僕も会議でうまく伝わらず、帰り道にモヤモヤしたことが何度もあります。 この本が効くのは、そのモヤモヤの正体を“論点のズレ”や“結論の置き場所”として、かなり具体的に言語化してくれるところです。たとえば「そもそも何が問題なのか」「なぜそれが起きているのか」「どう解決するか」という3つの軸に分けるだけで、自分の話がどこで迷子になっているのかが見えやすくなる。さらに、結論と理由をどうつなげれば相手が理解しやすいか、どこから状況説明を始めれば前提をそろえられるか、といった“現場の詰まりポイント”にちゃんと踏み込んでくれます。 読みながら「結論が当たり前すぎて刺さらない」「問いが行動につながっていない」など、自分の伝え方のクセにも気づかされました。ピラミッドやロジックツリーといった言葉は聞いたことがあっても、実際に日常業務にどう落とし込むかがわからない人ほど、ふだんの会話や報告の形がそのまま変わると思います。 会議や1on1でうまく話せずに悩んでいる人や、「ロジカルって言葉だけが先行していて実感を持てない」という人にほど刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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