
ずるい検索 賢い人は、「調べ方」で差を付ける
江尻俊章
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2023-06-30
この本について
調べ物をしているはずなのに、気づけば時間ばかり溶けていて、結局なにも進んでいない……。僕も仕事でよくある悩みです。情報はあふれているのに、自分の選択や判断につながる形で扱えていない。検索って、思っている以上に「技術」なんだなと、この本を読んであらためて感じました。 印象的だったのは、著者がツールの紹介だけで終わらず、「どういう姿勢で情報を取りにいくか」まで踏み込んでいるところです。たとえば、SNSでは聞き役に回ることや、情報の正確性を確かめるための地道な手順、あるいは検索前に最低限の知識を持っておく大切さなど、当たり前だけど抜け落ちがちなポイントを丁寧に拾ってくれます。そのうえで、Google Search ConsoleやSnapseed、Firefox Monitor、DuckDuckGo、SlidesGPTなど、実用的なツールが具体的な使い方と一緒に並んでいくので、読んでいるそばから自分の作業に置き換えやすいんです。 「調べても自信が持てない」「時間だけかかって成果につながらない」と感じている人にはとても相性がいいと思います。僕自身、検索はセンスじゃなくて手順だと割り切れるようになってから、作業のムダが一気に減りました。情報に振り回されがちな人ほど、静かに効いてくる本です。
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