
仕事を減らす
田中 猪夫
サンマーク出版 / 2023-10-30
この本について
仕事が積み上がっていくときって、「自分の段取りが悪いのかな」とか「もっと頑張るしかないのかな」と、だんだん視野が狭くなっていきますよね。僕も同じで、気づけば“言われたことをこなすだけ”の時間が増えて、考える余白がなくなっていることがあります。そんなとき、この本の「小さな工夫で環境ごと変えてしまう」という視点がけっこう効きました。 たとえば玄関に足型を描く話。子どもを叱るか褒めるかではなく、“仕組みを少し変えるだけで状況がひっくり返る”感覚が、そのまま仕事にも応用できるんですよね。駐車場の楕円ラインや「働かないアリ」の話も同じで、個人の頑張りより、仕組みや余白のつくり方のほうが結果を左右することを丁寧に示してくれます。考える時間が6〜7%しかない、というデータも刺さりました。まず「減らす」ことを前提にしないと、新しい発想は入ってこないんだなと。 全体を網羅しなくても、本書のエッセンスはすぐに使えます。視点を少し引いて、組み合わせて、試す。この“直列の動き”を日常に落とし込める人は、一歩ずつでも仕事が軽くなっていきます。タスクを抱えすぎて、もう自分の工夫が尽きたように感じている人に刺さる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの56%が集中しています。
読書の順序
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