
今日は人生最悪で最高の日 1秒で世界を変えるたったひとつの方法
ひすい こたろう
SBクリエイティブ / 2024-03-24
この本について
最近、うまくいかない日が続くと「なんで自分だけ…」みたいな気分になることがありますよね。仕事でも人生でも、行き詰まった瞬間って、前に進む気力すら奪われます。僕も同じように壁にぶつかって、どうしていいかわからなくなることがよくあります。 この本が静かに効いてくるのは、そんな“最悪の瞬間”の見え方を少しだけ変えてくれるところです。たとえば「難がある人生は有難い人生になる」という言葉は、トラブルそのものを肯定するんじゃなくて、そこをきっかけに新しい自分が動き出す感覚を教えてくれる。行き止まりに見えるときこそ、真上だけは空いている、という比喩も妙にリアルで、逃げ場がないときほど発想が変わるという経験に重なります。そして、偉人たちの話が“人生の名場面って、いつもギリギリの先にある”という視点を示してくれるので、自分の今を少しだけ俯瞰できるようになるんです。 それから、この本はただ元気づけるだけじゃなくて、「誰かの希望になるために悩むことがある」という視点もくれます。自分の葛藤そのものに意味があると言われると、無理に前向きにならなくても、もう少しだけ続けてみようと思える。やなせたかしさんや安藤百福のエピソードも、努力や再出発を“特別な人の話”じゃなく、自分にも起こりうることとして近づけてくれます。 いまのしんどさに理由を求めてしまう人、自分の物語をほんの少し上から見てみたい人には、とても相性がいい本だと思います。
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