
株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者
喜多川泰
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2015-11-20
この本について
仕事でも人生でも、つい未来の不安に飲まれたり、やる気が出ない日の自分をどう扱えばいいのか悩むことってありますよね。人の言葉に傷ついたり、自分の弱さに落ち込んだりして、「なんか全部うまくいかないな…」と感じる時期が、誰にでもあると思います。僕もその渦中にいることが多いです。 『株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者』は、そういう“行き詰まったときの視点の揺さぶり方”を物語の中でじわっと教えてくれる本でした。印象的だったのは、人間の想像力が不安も希望も生み出してしまう、という話。存在しない未来に振り回されがちな自分に、「あ、これは頭の中で勝手に作った物語なんだ」と一度立ち止まれるようになりました。それから、やる気が出ないなら火がついている人に会いに行け、という考え方。無理に気持ちを捻り出そうとせず、環境に頼る選択肢を持てたのは大きかったです。そして、人の弱さを理解したうえで“自分はどう振る舞いたいか”に立ち返る姿勢。ネットでも職場でも、つい反応しそうになる瞬間に、この本の言葉を思い出します。 大きく人生を変えるというより、今の自分の立ち位置を少しだけ整えてくれる物語です。今の自分が嫌いになりかけている人、立ち止まっている実感がある人に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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