
「AIクソ上司」の脅威 2030年、日本企業の序列がひっくり返る (PHPビジネス新書)
鈴木 貴博
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この本について
仕事のどこまでをAIに任せていいのか、自分の役割ってこれからどう変わるのか。頭のどこかでずっと気になっているのに、日々の業務に押し流されて考えきれないまま時間が過ぎていくことってありますよね。僕自身、ChatGPTを触りながら「便利だけど、これって結局どういう未来につながるんだろう」とモヤモヤしていました。 この本が面白いのは、AIそのものを神格化するのではなく、“AIで強化された人間”が組織にどんな影響を与えるかを冷静に描いているところです。たとえば、AIが「調べる・整理する・模倣する」を高速で肩代わりする一方で、言語能力や統率力は人間にしかないという指摘。ここを踏まえると、自分が磨くべき部分が急にクリアになる瞬間があります。また、DXが一気に進んだ中国やインドの例から、好況なのに失業が起きるという逆説的な現象をどう読み解くかも、仕事の見方を変えるヒントになります。 読んでみて思ったのは、未来を悲観するための本ではなく、「気づかないうちに取り残されるポイントはどこか」を事前に知っておくための道具に近いということです。AIをどう扱うかではなく、人間として何を武器にするのかを考えたい人に刺さる一冊です。
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