
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルール
小川 涼太郎 and 小野 昌彦
PHP研究所 / 2024-05-10
この本について
子どもの不登校に向き合っていると、「どう声をかければいいのか」「何をすれば前に進めるのか」が本当にわからなくなることがあります。励ましても響かないし、そっとしておくと余計に不安が膨らむようにも感じて、親としての立ち位置が揺れるんですよね。僕自身、このあたりで何度も迷いました。 この本が刺さるのは、不安に押しつぶされそうな状態を“気合い”ではなく、具体的な手順でほどいていくところです。たとえば、子どもの不安を無理に消そうとするのではなく、まずは「言葉にしてもらう」ことで脳の反応を落ち着かせるという考え方。感情をラベリングするだけで一歩前に進める、というのは実践しやすいし、親の焦りも少し落ち着きます。また、行動できない状態に見えても、「学校に行く準備をする」といった小さな行動が不安軽減につながるという視点も、家庭で試しやすいアプローチでした。 さらに、自己肯定感や生活リズム、親子関係など、再登校につながる土台をどう整えるかが具体的に書かれていて、「今日から何を変えればいいか」が見えやすいです。子どもを急かすのではなく、その子自身の“乗り越える力”を引き出すことに焦点が当たっているのも、現実的で好感を持ちました。 子どもの不安とどう向き合えばいいのかに迷っている親御さんに、静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの62%が集中しています。
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