
ジャーナリング 書く瞑想で気づきを深める。
永井 陽一朗
この本について
最近、頭の中がずっとざわざわしていて、考えているようで何も考えられていない…そんな感覚になることがありませんか。僕もよくあって、気づけば「なんでこんなに疲れてるんだっけ」と立ち止まることがあります。でも、いざ向き合おうとしても、心の中は霧みたいで形がつかめないまま過ぎていくんですよね。 この本を読んで、書くという行為がその霧に輪郭を与えてくれることを久しぶりに思い出しました。感情や思考を紙に落とすと、ただの混乱だと思っていたものが、実はパターンとして繰り返していたり、気づいていなかった前提に縛られていたりする。その“距離が取れる感覚”が、読者の方が抜粋していた部分にも色濃く出ていると感じました。書き出した文字を読み返すだけで「自分って今こうなってたんだ」と腑に落ちる瞬間があるんですよね。 著者が言うように、これは派手な変化が起きるタイプのメソッドではなくて、むしろ静かに日常を整えてくれるものです。無意識でやっていた思考の癖に気づいたり、心が未来や過去に飛んでいっているときに「今ここ」に戻れるようになったり。そういう小さな調律が重なると、不思議と日々のストレスが減っていく感覚があります。 手っ取り早く“前向きになれる言葉”を探している人には向かないけれど、自分の内面をもう少し丁寧に扱いたい人、思考の渋滞をほどいていきたい人にはすごくしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
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