
自炊の壁: 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法
佐々木 典士、山口 祐加
この本について
自炊って、やればいいだけなのに、気づくと「今日は外で済ませるか…」と流れてしまう日が続いたりしますよね。料理に30分かけて5分で食べ終わるとか、献立を考えるだけで疲れるとか、「めんどい」をどう扱うかでつまずきやすい。でも、この本を読んでみて、そもそも自炊って自分たちが勝手に複雑にしていただけなのかもしれない、と思わされました。 例えば、料理が高尚な行為じゃなくて、コーヒーを淹れるのとほぼ同じくらいの“作業”でいいという視点はかなり気が楽になります。あと、完成より工程に満足していいという考え方。うまく作れなかったとしても、それも含めて「面白い」と思えるようになると、自炊へのハードルが下がるんですよね。さらに、野菜とタンパク質を組み合わせるだけで一品になるとか、おつとめ品をレスキューするとか、日常の中で使える工夫が現実的なのもありがたいです。 結局のところ、自炊がうまくなるというより、「外食より面倒じゃない」と感じられる状態に近づけるのがこの本の良さだと思います。自分を雑に扱わないための小さなセルフケアにもつながるし、「まあこれでいいか」と思える幅が広がる感じ。 自炊への苦手意識があるけど、どこから手をつければいいかわからない人に、とくに刺さる一冊です。
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