
仕事が速いリーダー 仕事に追われるリーダーの時間の使い方
吉田幸弘
この本について
リーダーとしてやることが増えるほど、気づけば「なんで毎日こんなに追われてるんだ…」とぼんやり思う瞬間が増えますよね。私も、部下への気遣いと自分の業務のあいだで揺れ続けて、正直うまく回ってる気がしない時期が長かったです。そんなときに読んで、視点がガラッと変わったのがこの本でした。 特に刺さったのは、リーダーの時間を奪っているのはスキルより「考え方」だという指摘です。たとえば、なんとなく続けていたCCメールを見直し、行動してほしい相手にだけ明確に送る。たったそれだけで、チーム全体の“無意識の負担”が減る感覚がありました。さらに、部下に「考える時間」を渡しすぎるのではなく、あえて制限を設けることで、むしろ主体性が生まれるという話も、自分の現場でかなり効きました。心理的安全性をつくることと“甘やかすこと”の違いにも触れられていて、ここは刺さる人が多いはずです。 もうひとつ現実的だと思ったのが、落ち込んだ時の扱い方です。「落ち込まないようにする」のではなく、「落ち込みから戻る時間を短くする」。リーダーでも人間なんだから落ち込むのは当然、という前提に立ってくれるので、読んでいて変に背筋を伸ばさなくて済みました。 リーダーとしてもっと軽やかに働きたいけれど、精神論には頼りたくない人に向いている本です。日々の悩みやモヤモヤに、実務ベースで手を伸ばしてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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