
ウィーブが日本を救う 日本大好きエコノミストの経済論
ノア・スミス, 片岡宏仁, and 経済学101
日経BP / 2025-03-21
この本について
最近、日本の停滞とか衰退とか、言葉だけが独り歩きしていて、実際のところ何をどう見ればいいのか分からなくなることがあります。自分も「日本って本当にもう伸びしろないのかな…」と考え込む日があって、そんな時に読んで刺さったのがこの本でした。 面白いのは、日本の強みを「懐かしの成長期」ではなく、いま現在の街の風景や文化から読み解いているところです。雑居ビルの話なんて、ただの都市論かと思いきや、歩く側の体験まで含めて経済の話につながっていく。サンフランシスコと同等の生活の質、という視点も、日本を内側から見ているだけではまず出てこない角度でした。さらに、外国人が日本に愛着を持つ流れを、単なる文化現象で終わらせず、輸出志向の投資につなげる具体策まで描いているのが特徴です。TSMC熊本のような例を軸に、現実的にどこに活路があるのかが見えてきます。 「外から見た日本の強みって、言われてみればそうだよな…」と気づきたい人に刺さる本です。自分の生活や街の景色と、日本のこれからが急につながってくる感覚がありました。
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ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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