楠木建の頭の中 仕事と生活についての雑記 (日本経済新聞出版)

楠木建の頭の中 仕事と生活についての雑記 (日本経済新聞出版)

楠木 建

日経BP 日本経済新聞出版 / 2024-11-15

累計読者数13
平均ハイライト数 29.6件/人
star総合評価 77/100
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この本について

仕事について考えるとき、「このままのやり方でいいのか」「周りと比べて焦ってしまう」といったモヤモヤがどうしてもついてきます。僕自身、キャリアの地図が見えない時期ほど空回りしがちで、何か指針がほしいのに、正解はどこにも落ちていない…と感じていました。 楠木建さんのこの本は、そんな“答えの出ない迷い”に、無理に方向を示すというより、視点をひとつずつほぐしてくれる感じがあります。人気と信用の違いを時間軸で説明してくれたり、若いうちの空振りのコストは小さいという話を聞くと、「いま結果が出ていなくても、そんなに焦らなくていいか」と肩の力が抜ける。さらに、仕事の評価は自分ではなく“お客”が決めるという考えに触れると、コントロールできないものに悩む時間が少し減っていきます。気づけば、自分の視界が広がっているような感覚がありました。 特に刺さったのは、人生の最後に残るのは思い出であり、記憶こそ最大の資産だという視点です。仕事の悩みも比べ癖も、一度この尺度に置き直すと過剰な焦りが落ち着いていく。だからこそ、この本は「いまの自分のペースで働きたい人」に向いている気がします。劇的に何かを変える本ではないのに、読むとじわっと日常が変わっていく、そんな一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『ストーリーとしての競争戦略』の著者が贈る「珠玉のエッセイ」。成熟社会における違和感・気づきを指し示す。
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