
「マーケティング」基本の入門書
山本 和実
すばる舎 / 2009-02
この本について
マーケを学ぼうとすると、「結局、何から手をつければいいんだろう…」みたいな宙ぶらりんの感覚がずっと残ることが多いですよね。ニーズだのウォンツだの4Pだの、言葉は知ってるのに、実際の仕事でどうつなげればいいのか分からない。僕も最初は、施策を思いつきで並べてしまって、全体像が見えずに空回りしていました。 この本が助かったのは、マーケティングの“仕組み”を曖昧なままにしないところです。ニーズはつくれないけれど、ウォンツには影響できるという話は、顧客の行動をどう捉えるかの軸になりましたし、4Pをバラバラではなく相乗効果で考える視点も、日々の企画の組み立て方をかなり変えてくれました。さらに、代替品の登場や他業界からの参入といった「脅威」を整理するファイブフォースの話は、競合分析をするときの抜け漏れを減らしてくれます。決して派手なノウハウではないのですが、実務の土台としてじわじわ効いてくる感じがあります。 特に、顧客が求めているのは製品そのものではなく「価値」だという指摘にピンとくる人には合うと思います。施策に追われてマーケティングの“意味”が迷子になりがちなとき、考え方を整理し直すきっかけになる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
読書の順序
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