
いちばんやさしいマーケティングの教本 人気講師が教える顧客視点マーケの基本と実践 「いちばんやさしい教本」シリーズ
中野崇
インプレス / 2019-08-22
この本について
仕事で「とりあえず施策を回すけど、そもそも何を根拠に決めているのか…」とモヤモヤすることが多い人には、この本の抜粋がかなり刺さっていると思います。実際、読者が保存していたのも「顧客を理解する」「市場を見る」「売れる仕組みをつくる」といった、マーケの“土台”の部分ばかりで、ここに不安や興味があるんだろうなと感じました。 僕自身、マーケティングと聞くと広告やSNSの話だと勘違いしがちでしたが、この本は一度その思い込みをほどいてくれます。たとえば市場を「需要と供給が噛み合う場所」と捉え直す感覚は、日々の業務でも意外なほど役に立ちました。なんとなくターゲットを広げるのではなく、「誰に買ってもらうのか」から逆算して、価値を形にして届けるまでの流れが具体的に描かれているので、施策を考える時に立ち返る場所ができるんです。 もう一つありがたかったのは、リサーチやSTP、CRMなどの言葉が“専門用語のまま”にならず、「なぜそれをやるのか」「どんな判断が変わるのか」まで説明してくれるところ。手法を覚えるというより、視点の持ち方が変わる本に近いです。派手なノウハウではないけれど、地に足のついた考え方がほしい人にはちょうどいいと思います。 特に、施策に迷ったときに「結局、顧客をどう理解できているか」で自分の仕事を見つめ直したい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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