
最強の身体能力 プロが実践する脱力スキルの鍛え方
中野崇
かんき出版 / 2023-12-06
この本について
最近、思ったように身体が動かないな…と感じる場面が増えていませんか。走り出しが遅い、疲れやすい、集中したいのに呼吸が浅い。自分では「もっと力を入れれば動けるはず」と思うほど、逆に身体が固まっていくあの感じです。僕もずっとそのループにはまっていました。 この本がおもしろいのは、「力を抜くこと」を精神論ではなくスキルとして扱っているところです。呼吸が浅いだけで緊張が連鎖していく理由や、トップ選手が動く直前にわざわざ身体を揺らす意味が、構造として腑に落ちる。さらに、ただリラックスするのではなく、まず力を入れるべき部位にしっかり刺激を入れないと脱力は成立しない、という逆転した発想が日常にもそのまま効きます。たとえば歩くときに腹圧が働いているだけで、肩や首の張りが驚くほど変わります。 読みながら感じたのは、「うまく動けない」のは才能や根性ではなく、準備の仕方と順番の問題だったんだということ。動作から逆算して身体を整えるので、運動経験の有無に関係なく、自分の癖や力みのポイントが見えてきます。 日常動作がなんとなくぎこちない人や、トレーニングしているのに身体の連動感が出ない人には特に刺さりやすい一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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