
最高のランニングのための科学 ケガしない走り方、歩き方
マーク ククゼラ、近藤 隆文
早川書房 / 2020-11-19
この本について
走っていると、フォームが崩れている気がするのに理由がわからないとか、シューズを替えるべきなのか今のままでいいのか判断できない、みたいな小さな迷いってありますよね。痛みが出てから慌てて調べるけど、情報が多すぎて逆に混乱する…自分もずっとその繰り返しでした。 この本は、いきなり「正しい走り方」を押しつけてくるタイプではなくて、まず体の反応や筋膜の状態みたいな“土台”を見直すところから始めます。読んでいて刺さったのは、後ろ脚で押す感覚や、つま先が自然に反ることが推進力につながるという具体的な動きの説明。フォームって意識で矯正するより、必要な余白をシューズや筋膜に取り戻すほうが結果的に変わりやすいんだなと感じました。ミニマル寄りのシューズに替えたときの「体の反応を観察するだけでいい」という姿勢も、焦らずに試せる余裕をくれます。 さらに、筋膜はストレスや感情にも影響されるという話もあって、単純に走り方だけの問題じゃなかったんだと腑に落ちました。ケガの多くが「やりすぎ・急ぎすぎ」だという指摘も、ランニングを長く続けたい気持ちと現実の折り合いをつけるヒントになります。 フォーム迷子の人とか、シューズ選びに毎回モヤモヤしている人に静かに効く本です。走りながら「あ、今ちょっとバネを使えてるかも」と気づく瞬間が増えると思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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