
「変化を嫌う人」を動かす:魅力的な提案が受け入れられない4つの理由
ロレン・ノードグレン, デイヴィッド・ションタル, 川﨑 千歳, and 船木 謙一
草思社 / 2023-02-20
この本について
仕事でも日常でも、「いい案を出したのに全然動いてくれないな…」みたいな場面ってけっこうありますよね。自分の伝え方が悪いのか、相手にやる気がないのか、考えれば考えるほど空回りしていく感じ。僕もずっとその沼にはまっていました。 この本は、そのモヤモヤに対して「魅力を足す前に、動けない理由を見よう」という視点を静かに置いてきます。たとえば、家にある古いソファが“悪役”になって買い替えを止めていたように、人は意欲じゃなく“抵抗”で止まっていることが多いんだと気づかされます。行動のきっかけを具体的に作るとか、ひな形を渡して不安をほどくとか、現場でそのまま使える工夫も多いです。相手の惰性や不明瞭さに寄り添うだけで、説得の負荷が一気に下がる感覚がありました。 誰かを動かしたいとき、つい「もっと良さを伝えなきゃ」と思いがちですが、実際は“動けないポイント”が静かに積み上がっているだけかもしれません。本書はその見えない壁を一緒に探すための道具箱に近い存在です。 新しい提案をしても「うーん…」で終わりがちな人、チームでの変化がいつも進みにくいと感じている人にはじんわり刺さると思います。
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