
トップ・アスリートだけが知っている「正しい」体のつくり方 (扶桑社BOOKS新書)
山本 邦子
扶桑社 / 2015-11-01
この本について
最近、集中力が続かないとか、疲れやすいとか、理由がはっきりしない不調ってありませんか。僕も姿勢を直そうとしたり、運動を増やしたりしてみたものの、なんとなく「芯から変わっていない感じ」がずっと残っていました。そんなときに読んだのがこの本で、体の扱い方を変えると心や思考まで変わる、という当たり前のようで抜け落ちがちな視点を思い出させてくれました。 印象的だったのは、呼吸や姿勢が単なるフォームではなく、知覚や注意力の土台になっているという話です。呼吸が浅いと横隔膜が働かず、交感神経が休まらないままになる。逆に、ゆっくり呼吸して背中側に空気を入れるだけで、頭の位置が自然と整い、気持ちのざわざわまで落ち着く。表面的な矯正ではなく、「体がどう動きたがっているか」を丁寧に感じることが、結果的にパフォーマンスまで変えるのだと腑に落ちました。 さらに、体の感覚を細かく拾えるようになると、自分の内面にも気づきやすくなるという指摘も妙にしっくりきます。トップ選手ほど、自分の感覚を言語化できるという話もあって、これはアスリートだけでなく、日々の仕事でコンディションがぶれる人にも当てはまる気がしました。 一気に劇的に変わる本ではないですが、自分の体と仲直りしたい人にはじわっと効いてくる一冊です。こんな人に刺さるのは、「最近、鈍さと疲れが取れないのに理由がわからない人」だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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