
人生の9割は40代で決まる (中経出版)
和田 秀樹
KADOKAWA / 2011-11
この本について
40代に入ると、仕事も体力も人間関係も、それまでの延長では説明できないズレみたいなものが出てきます。頑張っているはずなのに手応えが薄かったり、このまま同じ会社で続けるのが正解なのか分からなくなったり。僕自身も、そのモヤモヤに振り回され続けてきました。 この本が助けてくれたのは、「40代って、無理をする時期というより、選び直す時期なんだ」という視点でした。たとえば、惰性でキャリアを続けてしまうと気づかないうちに追い詰められる一方で、ここで学び方を変えたり、頼れる人を見つけたりすると、一気に状況が動きやすくなる。勉強は量より“師”だという話も、40代特有の限られたエネルギーをどこに投じるかという問題にそのままつながっていて、妙に腑に落ちました。さらに、人脈がこの年代の最大の財産になるという指摘も、仕事の付き合い程度でも十分だと書かれていて、肩の力が抜けます。 大げさに人生を変えるというより、40代の10年をどう扱うかで50代以降の生きやすさが変わる。そのリアルさが、読んでいて妙に現実的なんです。仕事の続け方や学び直しの優先順位を考えたい人には、かなり刺さると思います。 「いまの働き方に違和感があるけれど、何から動けばいいか分からない」という人にちょうどいい一冊です。
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