
戦略人事のビジョン~制度で縛るな、ストーリーを語れ~ (光文社新書)
八木 洋介 and 金井 壽宏
光文社 / 2012-05
この本について
仕事の目標って、一応あるけれど「本当にこれでいいのかな」とモヤモヤすることがありませんか。頑張っているのに手応えが薄かったり、公平性を重んじるはずの組織で、逆にやる気を削がれたり。自分の働き方よりも、組織の“運用のしかた”に問題がある気がするけど、じゃあどう直せばいいのかが見えない…自分もずっとそのあたりで迷っていました。 この本が効くのは、制度そのものより「人が動く理由」に目を向けたいときです。たとえば、少し薄っぺらく見える目標でも、組織として“勝ちの定義”を明確にすれば人はちゃんと動けるという話。公平性も制度の細部ではなく、コミュニケーションや機会の配り方に宿るという視点。そして、行動中心で物事を回す知行合一という考え方が、人事やマネジメントだけでなく、個人の働き方にもそのまま効いてきます。結局のところ、人は納得できるストーリーがあれば動けるし、逆にそれが曖昧だとどれだけ制度を整えても空回りするんですよね。 組織づくりの話が多い本ですが、読みながら「自分の会社で起きている違和感って、ここが原因かもしれない」と具体的に考えられるのが良いところだと思います。特に、目標や評価に振り回されがちな人や、人を動かす立場なのに“正解のない仕事”に疲れてしまっている人にはしっかり刺さるはずです。
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ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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