
王様の速読術
斉藤 英治
この本について
「本はちゃんと読まなきゃいけない」と思いつつ、積ん読は増えるし、仕事の情報収集も終わらない。自分もずっとこのモヤモヤを抱えていて、読むスピードよりも“読むコスト”に疲れてしまうことが多かったです。そんなときに出会ったのが『王様の速読術』でした。いわゆる速読本というより、「どうやって本と向き合うか」を整理してくれる一冊でした。 この本が効いたのは、まず“全部読まなくていい”という割り切りを明確に示してくれたところです。五分のプレビューで目的を決め、写真を見るように全体像をつかみ、残った時間で必要な場所だけ拾う。やってみると、理解度よりも「判断のスピード」が上がる感覚があります。さらに、読んだ内容を加工して出力する前提で読み進めるので、自然と自分の思考と本の内容が結びつきやすくなりました。 もう一つ大きかったのは、「読むこと」と「学ぶこと」を分けて考えるという視点です。本を一冊丸ごと吸収しようとすると重たくなりますが、まずは三〇分で全体の構造をつかむ。そこから必要な一〇%にだけ時間をかける。読む行動そのものがずいぶん軽くなりました。結果として、書店で“何が必要か”が以前よりつかみやすくなった実感があります。 情報に追われて疲れている人、本を読むことが義務のようになってしまった人にとっては、かなり現実的に効くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
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