
レバレッジ・リーディング
本田 直之
東洋経済新報社 / 2006-12
この本について
仕事の本を読んでも「結局行動に落ちないまま終わったな…」とモヤモヤすることってありませんか。僕もずっとそうで、読んだ翌週には内容を半分忘れていて、読書している時間だけが積み上がる感じがしていました。そこで出会ったのが『レバレッジ・リーディング』でした。 この本のいいところは、読み方そのものを“現実的な行動”にまで落としてくれるところです。全部を丁寧に読まないという発想は最初こそ抵抗があるんですが、目的を決めて不要な部分を切り捨てると、本当に自分に必要な情報だけが頭に残ります。読みながら浮かんだアイデアを余白に書き込む習慣も、あとで見返したときの行動の種になりやすい。さらに、読後にメモを何度も持ち歩いて、自分の判断に自然と反射的に出てくるレベルまでなじませるという考え方は、机上の空論を“自分の力”に変えるプロセスとしてかなり現実的です。 多読をすすめる本はたくさんありますが、その量をどう回収するかまで丁寧に書いている本は意外と少ない気がします。読む前に目的を決める、制限時間を設ける、使える部分だけ繰り返す──そんな些細な工夫が積み重なると、読書がちゃんと仕事の武器になるんだなと実感しました。 自分の読書が「読むだけ」で止まりがちな人ほど刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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