
ラリー・ウィリアムズの短期売買法 【改定第2版】
ラリー・ウィリアムズ
この本について
トレードって、結局どこで入ればいいのか、どこまで耐えればいいのか、その判断が一番しんどいところだと思います。自分も何度も「待てなくて早仕掛け」「怖くて早利確」「損切りを伸ばして大ダメージ」を繰り返してきました。チャートを見ていると、今すぐ動かないと置いていかれる気がするんですよね。 この本が面白いのは、そういう“焦り”や“感覚のブレ”を、具体的な値動きの癖でつかまえにいくところです。「中期の高値と安値の距離を測る」「値幅の小さな日が続くと、そのあとに大きな日が来る」「本当に狙うべきなのは大きく動く日の極値付近」など、感覚ではなく、市場が繰り返してきたパターンに沿って動く前提がはっきりしています。特に、損切りを“守り”として扱う姿勢が実践的で、リングに上がったらまず自分を守れ、という比喩が妙に腹に落ちました。 読んでいて感じたのは、「トレードは速さではなく、待つ技術と計画の積み重ねなんだな」ということ。中期のスイングがどう作られるか、その中でどこを拾いにいくべきかが丁寧に言語化されているので、日足を前にしたときの迷いがだいぶ減ります。正直“全部うまくいく方法”ではないですが、無駄な打席を減らすための基準がしっかり持てるようになる本です。 今より少しだけ「待てるトレード」に近づきたい人に、静かに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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