
水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)
左巻健男
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2007-02-25
この本について
水まわりの話って、気になるけどどこかモヤッとしますよね。浄水器の営業トークや「体が酸性に傾く」みたいな話を聞くたびに、本当なのかどうか判断できないまま飲み込んでしまう。僕自身も、なんとなく聞いた“それっぽい”知識を信じていた時期が長かったです。 この本は、そういう曖昧な不安をいったんニュートラルに戻してくれるところが強いと思いました。たとえば、水道水のカルキ臭が何から来ているのかを具体的に説明してくれたり、βカロチンの「予防に効く」という期待が、実際の大規模研究ではどう裏切られたのかを淡々と示してくれたり。聞こえのいいストーリーより、実際に何が起きていたのかを知るだけで、変な宣伝に振り回されにくくなります。 さらに、食品の酸性・アルカリ性が「燃やした灰で決まる」という、知ってしまえば「そりゃそうだよな」という事実にも触れていて、自分がどれだけ“雰囲気だけの科学っぽさ”に弱かったかを思い知らされました。こういう現実的な説明を知ると、健康の判断基準が少しずつ自分の手元に戻ってくる感覚があります。 科学を専門にしている人でなくても、「根拠のあるものと、雰囲気だけのものを区別できるようになりたい人」には刺さる本です。迷ったときに、落ち着いて足場をつくるための一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




