
会議革命 (PHP文庫)
齋藤孝
PHP研究所 / 2015-03-04
この本について
会議が終わったあとに、「結局これ何の時間だったんだろう…」とぼんやり疲れる日ってありますよね。報告ばかり長くて肝心の審議が進まなかったり、意見を出すと余計な仕事を背負いそうで黙ってしまったり。僕も同じで、会議ってもっと良くなるはずなのに、どうしたらいいのかずっと迷っていました。 『会議革命』は、そういうモヤモヤを“気合でどうにかする”方向ではなく、会議そのものの構造をゆっくりひっくり返してくれる本でした。たとえば、テーマ設定を工夫するだけで議論の生産性が一気に変わることや、参加者が目で追ったほうが速い情報をわざわざ口頭で説明する無駄に気づけたり、否定ではなく「より良い案を重ねる」ことで場の温度が上がる瞬間を作れることなど、実際の場面をそのまま持ち込める話が多いです。コーヒーを飲みながら“緑の話”をするシーンなんて、ちょっとした仕掛けで空気が変わる好例だと思いました。 特に効果を感じたのは、会議リーダーの役割を“仕切る人”ではなく“結果の出るテーマを投げる人”として捉え直す視点です。これだけでも、場にどう向き合うかがかなり変わります。 普段の会議で「もっと動きのある時間にしたい」と思っている人にはじんわり刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
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