
Lean In: Women, Work, and the Will to Lead (English Edition)
Sheryl Sandberg
Random House / 2013-03-12
この本について
仕事と私生活のバランスについて考えるとき、まだ起きてもいない未来の家族や環境を勝手に想定して、今の選択肢を狭めてしまうことってあります。自分でも理由がよく分からないまま、昇進の話に一歩引いてしまったり、場に馴染めているかばかり気にしてしまったり。目に見える壁より、先回りして自分で作ってしまう壁のほうが大きい気がするんですよね。 『Lean In』は、その「自分でも気づきにくい壁」を言語化してくれる本でした。例えば、女性は潜在的な可能性ではなく実績で評価されがちだという指摘や、チャンスは与えられるものではなく、自分から形を合わせていく必要があるという話。どれも抽象論ではなく、ああ、たしかにこういう場面あるな…と実務の感覚とつながる内容ばかりです。さらに、環境や制度の問題だけでなく、自分自身の姿勢も丁寧に扱ってくれるので、読んだあとに「次の一歩」を考えやすいのもありがたいところでした。 自分のキャリアを狭めている感覚はあるけど、何をどう変えればいいのか分からない、そんな人には静かに刺さると思います。自分の立ち位置を一段フラットに見直したいときの手がかりになる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
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