
Tweet&Shout ニュー・インディペンデントの時代が始まる
津田 大介
この本について
仕事でも趣味でも、つい「いいものを作れば届くはずだ」と思ってしまう時があります。でも現実はそこまで甘くなくて、作ってからどう届けるかの段階でいつも行き詰まる。特に今みたいに、既存メディアもSNSもあっという間に変わってしまう環境だと、何を基準に考えればいいのか分からなくなるんですよね。 この本が面白いのは、音楽業界の話をしているようでいて、「個人がどう生き残るか」「どうやって人に届くものを作るか」という視点に落とし込めるところです。たとえば、雑誌とネットで原稿料が全く違った話や、広告と記事が癒着していた現場の空気は、今の自分たちの働き方にも通じる“現実”として刺さります。また、EXILEがファンを離さない理由や、相対性理論が既存メディアに頼らず物語を構築していった背景を読むと、「届け方」そのものが作品と同じくらい大事なんだと気づかされます。さらに、林業と漁業の話のように、一見関係なさそうなところが実は繋がっている視点は、仕事の問題を別角度から考えるヒントにもなります。 何かを作っている人や、これから自分の発信を仕事につなげたい人には特に刺さる本だと思います。作る・届ける・支えてもらう、この三つを自分ごととして捉え直せる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
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