
やり過ぎる力 混迷の時代を切り開く真のリーダーシップ論 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
朝比奈一郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2013-02-28
この本について
仕事でも日常でも、「これって本当に正しいんだっけ」と思いながらも、周りに合わせて流されることが増えてきたなと感じることがあります。特に組織にいると、違和感よりも“空気”のほうが強くて、気づけば自分の判断基準がどこか曖昧になっていたりします。とはいえ、急に大胆な決断なんてできないし…というあたりで悩む人は多いと思います。 この本は、そういう“うっすらしたモヤ”に対して、いきなり背中を押すというより、違和感を抱く力そのものを肯定してくれるところが効きます。周りと違う意見を持つことが幼いころから歓迎されにくい社会で、なお「オカシイと思う力」を手放さないこと。そのうえで、感情だけでも理屈だけでもなく、サイエンスとアートを行き来しながら道を作っていく姿勢が描かれていて、勇気というより“腹がすわる感じ”に近い変化が生まれます。さらに、ただ頑張ればいいわけではなく、正しい方向に向けて限界を超えるという現実的な視点もあって、過激さよりも手触りのある挑戦に落とし込めます。 「みんなの正解より、自分の納得を大事にしたいけど、暴走もしたくない」というタイプの人には特にしっくりくると思います。私自身も、この本に出会ってから、迷ったときに“どちらが静かに自分をすり減らすか”を基準に選べるようになりました。
読書インサイト
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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