
元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術
レオ・ マルティン and シドラ 房子
CEメディアハウス / 2012-07-16
この本について
人と話すとき、「この人とどう距離を取ればいいんだろう」とか、「悪気はないんだろうけど、なんか疲れるな」と感じる瞬間ってありますよね。仕事でもプライベートでも、こういう小さなストレスが積み重なると、自分の態度までぎこちなくなっていく気がします。僕もつい相手の短所に目がいってしまって、あとから自己嫌悪に陥ることがよくあります。 この本が面白いのは、もっと器用に振る舞えと言うのではなく、まず“自分の見方のクセ”を丁寧にほぐしてくれるところです。相手を低く見積もってないかに気づくこと。ネガティブ評価をした瞬間に意識的に方向転換すること。小さな約束を守るだけで信頼が積み上がること。どれも現場レベルで試せる話ばかりで、読んだその日から人間関係のざらつきが少し軽くなります。 特に僕は、「相手の価値を一つだけでいいから見つける」という姿勢がずっと頭に残りました。無理に“いい人になる”話ではなく、こちらの心を整える技術なんですよね。相手を褒めるためじゃなく、自分が振り回されないためにやる。そう考えると、厄介に見える相手とも距離の取り方が変わっていきます。 しんどい人間関係をどうにかしたいけれど、強気にも優等生にも振り切れない——そんなタイプの人ほど刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
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