
忙しいビジネスマンのための 3分間育児 (ディスカヴァー携書)
おおたとしまさ
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2013-05-15
この本について
子どもと向き合う時間って、仕事の疲れが残っている日ほどうまくいかないですよね。質問に答えられないと焦ったり、パートナーとの価値観の違いにモヤッとしたり、つい「ダメ」を先に言ってしまったり。自分でももっと優しく接したいのに、余裕がないまま一日が終わってしまうこと、僕もよくあります。 この本が助かったのは、「立派な父親」を目指すんじゃなくて、いまのままの自分でもできる小さな接し方を教えてくれたところです。たとえば、子どもの質問に答えられないときは一緒に調べるとか、膝にのせてギュッとしながら「今日も会えてうれしいよ」と言ってみるとか。すごくシンプルだけど、その数分で関係がちゃんと温度を取り戻す感じがあります。そして、夫婦で価値観が違うことを前提にしていい、という視点も個人的にはすごく救われました。無理に合わせようとするとこじれるだけで、違いそのものが子どもの幅になるという話は、肩の力がすっと抜けます。 何より、この本は「忙しいからこそできないこと」ではなく、「忙しい人だからこそできる関わり方」に目を向けてくれます。押しつけず、待つ。疑わず、信じる。その積み重ねが子どもの自尊感情を育てるんだと、少しだけ実感できるようになりました。 仕事帰りに「今日もちゃんと向き合えなかったな…」と思う日が多い人には、静かに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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