
キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書)
谷本 真由美
この本について
仕事のことで頭がいっぱいになって、気づいたら「働く自分=自分の価値」みたいな感覚に縛られていることってありませんか。頑張りたい気持ちはあるのに、周りの基準やランキングみたいな空気に巻き込まれて、何が正しいのかよく分からなくなるあの感じです。自分でもモヤモヤの理由が説明できないまま、つい刺激の強い本に頼ってしまうこともあると思います。 この本は、そんな状態から一歩引いて、「そもそも私たちは何に追われているのか」を見直すきっかけになります。たとえば、仕事が人格を決めるものではないという視点や、努力すれば何とかなるという前提自体が国によって全然違うという話は、長年染みついた価値観をいったんほどいてくれる感じがありました。著者の語り口は辛口ではあるんですが、現実の行動に戻してくれる力があって、読んだあとに「じゃあ私はどうしたいんだろう」と自分の生活を具体的に見直す流れが生まれます。読むだけでは変わらない、でも現実をちゃんと見るところからしか始まらない、という距離感がちょうどいいんです。 誰かの成功法則を取り入れるんじゃなくて、「私は私」と言える位置に少し戻りたい人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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