
池上彰の選挙と政治がゼロからわかる本 (河出文庫)
池上彰
河出書房新社 / 2013-06-10
この本について
政治の話って、日常で触れているはずなのに、いざ選挙となると「結局なにを基準に選べばいいんだろう」と迷ったまま終わってしまうことが多いですよね。僕もずっとそんな感じで、税金や国会の仕組みをなんとなく知ってるつもりで、実は曖昧なまま過ごしていました。 この本を読むと、その曖昧さが少しずつほどけていきます。たとえば「選挙=税金の使い方を決める人を選ぶ行為」という視点は、当たり前なのに意外と考えたことがなくて、自分の生活と政治が一気につながりました。また、国や自治体のどの役所が何をしていて、誰が誰を監督しているのかが、日常の延長線の例で説明されていて、難しいはずの構造がすっと腹に落ちます。さらに、外国人参政権や補正予算のようなニュースで聞く言葉も、「なぜ議論になるのか」「どんな立場があるのか」が両面から書かれているので、極端に振れずに受け止められるのがありがたいところでした。 政治に詳しくなりたいというより、「自分が投票で何を選んでいるのかの輪郭を持ちたい人」に合う一冊だと思います。僕自身、これを読んでからは、選挙公報を見るときに“税金の使い方として納得できるか”という軸がやっと持てるようになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの39%が集中しています。
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