
小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける―これだけは知っておきたい70のポイント
佐藤 優 and 井戸 まさえ
東洋経済新報社 / 2015-12-04
この本について
政治の話になると、何をどう考えればいいのかよく分からなくなる瞬間ってありませんか。選挙のたびに「行くべきか」「どう判断するか」で変な圧を感じたり、ニュースを見てもそれが自分の生活とどうつながっているのか掴めないまま終わったり。僕もずっとそのモヤモヤを抱えていて、この本に出会って少し視界が開けました。 いちばん驚いたのは、「考えていることを言わなくていい自由」という、ごく当たり前のはずの権利が政治の出発点だという話です。参政権ばかり語られる裏で、この静かな自由がどれほど大事か忘れがちで、そこを言語化してもらえたことで、政治との距離感を自分のペースで調整できるようになりました。また、国会の仕事が「利害調整」だと腹落ちすると、政党の違いが見えにくい理由や、予算の議論がなぜ重要なのかが急に具体的に理解できるようになります。さらに、中間団体が弱っていくと社会がどう揺らぐのかという話は、会社や家族に頼らざるを得ない日本のリアルとつながっていて、自分の立ち位置を考えるきっかけになりました。 教科書レベルから政治を組み直したい人、あるいは「なんとなく不安だけど、何が分かっていないのかさえ分からない」という人には、かなり刺さると思います。
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