
お金の教養 (だいわ文庫)
泉正人
この本について
お金のことって、働いているのにどこか不安が消えないというか、「このままで大丈夫なんだろうか…」みたいなモヤモヤがつきまといますよね。収入が増えても安心感が増えないのは、実は“稼ぐ力”と“お金を維持する力”が別物だからだと、この本を読んで腑に落ちました。 たとえば、純資産を年齢ごとにどれくらい持っておくと安心なのかとか、保険を「なんとなく」で選ばず、どれだけの損失に備えたいかという基準で考えることとか。どれも現実的で、今日から判断基準として使えるものばかりなんですよね。ブランド品を買うにしても、一度資産に迂回させてから買うという話は、衝動買いしがちな自分にはわりと刺さりました。 この本が強いのは、「もっと節約しろ」みたいな精神論じゃなくて、数字と仕組みで不安をほぐしてくれるところです。必要な支出と浪費の境目も、買い物の欲が一週間後にどう変わるかで見極める、というように無理のない工夫で示してくれます。漠然とした不安を“見える化”したい人に向いていると思います。 お金の話は向き合うほど気が重くなるけれど、先延ばしするともっとしんどくなるんですよね。だからこそ、今の自分の立ち位置を静かに整えたい人には、かなり実用的な一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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