
国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版
橘 玲
ダイヤモンド社 / 2018-01-19
この本について
お金のことを考え始めると、「結局なにを信じればいいんだろう…」みたいなモヤモヤがずっと残りませんか。ニュースでは金利だの円安だのと言われるし、投資を始めれば始めたで、どこまでリスクを取っていいのかも自信が持てない。自分も同じで、焦りと慎重さのあいだを行き来していました。 この本が面白いのは、“国家破産”なんて重たいテーマを扱いながら、感情ではなく仕組みの理解にグッと引き戻してくれるところです。たとえば「金利が上がれば国債価格は下がる」という当たり前の関係を、資産防衛の文脈でどう読むかが丁寧に書かれていたり、普通預金がどのシナリオまで有効なのかが現実的に説明されていたりする。さらに、人的資本の重要性をここまで具体的に言い切る本はそんなに多くありません。家が半分の価値になっても、働く力のほうがずっと大きいという指摘は、妙に腹に落ちました。 読みながら、「怖がるポイントを間違えていたかもしれないな」と視点が切り替わる感じがします。海外口座やベアファンドのような話も出てきますが、派手な逃げ道を推すというより、“極端な状況でどう考えるか”という土台を渡してくれる本です。 将来のお金について不安はあるけど、煽られるのはしんどい…という人にはとても相性がいいと思います。自分と同じように、悩みながら判断したいタイプにしっくりきます。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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